ヘアミルクを買ったものの、「いつ使えばいい?」「毛先だけでいい?」「どのくらいつければいい?」と迷っていませんか。
夜のお風呂上がりに使うのか、朝の乾いた髪にも使えるのか。毛先がパサつくから量を増やしたら、今度は根元や前髪が重くなってしまった。ヘアミルクはシンプルに見えて、意外と使い方で差が出ます。
美容師として先にお伝えしたいのは、適量は髪の長さだけでは決まらないということです。
同じミディアムでも、細毛と太毛、毛量が少ない髪と多い髪、健康な根元とブリーチした毛先では、必要な量もつける順番も変わります。

🫧 先に結論
基本は「タオルドライ → 手のひらへ薄く広げる → ダメージが強い毛先から → 中間へ広げる → ドライヤー」です。
髪全体へ一度にたっぷりつけるのではなく、手のひらから少しずつ。足りないところだけ後から追加すると、ベタつきやムラを防ぎやすくなります。
この記事では、基本の順番、長さ・髪質別の量、朝・夜・乾いた髪での使い分け、ヘアオイルとの順番、ワックスとの併用方法まで解説します。


- ヘアミルクはいつ使う?基本はタオルドライ後・ドライヤー前
- ヘアミルクの正しい使い方5ステップ
- ヘアミルクはどのくらい?長さだけで量を決めない
- 美容師が見る「適量・つけすぎ・少なすぎ」のサイン
- ヘアミルクはどこにつける?根元・中間・毛先の塗り分け
- 朝・夜・乾いた髪ではどう使い分ける?
- 髪質・ダメージ別|量とつける場所を変える
- ヘアミルクとヘアオイルの順番は?
- ヘアミルクをワックスと混ぜてもいい?
- ヘアミルクで失敗しやすい8つの使い方
- ルミミルクの使い方|髪質改善発想の補修をムラなく届ける
- 使い方や量が分からない時は、髪を見ながら相談できます
- ヘアミルクの使い方でよくある質問
- まとめ|手のひらへ広げ、ダメージ部分から少しずつ
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ヘアミルクはいつ使う?基本はタオルドライ後・ドライヤー前
ヘアミルクを使う基本のタイミングは、シャンプー後にタオルドライした髪を乾かす前です。
髪から水滴が落ちるほど濡れていると、ヘアミルクが水分と一緒に流れたり、一部分へ偏ったりしやすくなります。
反対に、完全に乾いた髪へ夜と同じ量をつけると、髪質によっては重さや細い束感が出やすくなります。
| 使う場面 | 基本の使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 夜・お風呂上がり | タオルドライ後、毛先から中間へ | つけた後は長く放置せず乾かす |
| 朝・乾いた髪 | 使用可能な商品を、乾燥した毛先へごく少量 | 夜と同じ量を使わず、根元を避ける |
| 寝る前 | お風呂上がりに使い、完全に乾かす | 濡れたまま寝ない |
| アイロン前 | 商品表示を確認し、使用後は完全に乾かす | 髪が湿ったまま高温で挟まない |
| 日中のお直し | 手に薄く残る程度を毛先へ | 表面全体へ重ねすぎない |
商品によって、濡れた髪だけに使うもの、乾いた髪にも使えるもの、アイロン前を想定したものがあります。容器や公式サイトの案内を最優先してください。
ヘアミルクの正しい使い方5ステップ
1.水滴が落ちない程度までタオルドライする
タオルで髪を強くこすらず、毛束を両側から挟むようにして水分を取ります。
水分が多く残りすぎると、どこへヘアミルクをつけたのか分かりにくくなり、毛先へ均一になじませにくくなります。
2.手のひらと指の間へ薄く広げる
ヘアミルクを手に出したら、そのまま髪の一か所へ置かないでください。
両手のひらと指の間へ薄く広げます。最初に髪へ触れた場所だけ重くなるのを防ぎ、内側や毛先へ少しずつなじませやすくなります。
🍒 滑らかに整いやすい商品ほど、一か所へのつけすぎに注意
ルミミルクは、するするとした指通りと滑らかさを目指した設計です。最初に触れた一束へ多くつけるのではなく、手のひらから少しずつ髪へ移すようになじませてください。
3.いちばんダメージが気になる毛先からつける
毛先には、カラー、縮毛矯正、ブリーチ、ドライヤー、アイロン、摩擦など、これまでの履歴が重なりやすくなります。
まず乾燥・引っかかり・硬さが気になる毛先を、手のひらで包むようになじませます。
ルミミルクを使う場合も、健康な根元から均等につけるのではなく、ダメージが強いところを最初に整え、手に残った分を中間へ広げるのが基本です。
4.髪を分け、少量ずつ中間へ広げる
毛量が多い方やロングヘアは、髪を左右または上下へ分けます。
一度にたくさん出すより、最初の少量をなじませ、まだ指通りが整わない部分だけへ追加する方がムラになりにくくなります。
5.根元から毛先の順にドライヤーで乾かす
ヘアミルクをなじませた後は、長く自然乾燥させず、根元・内側・中間・毛先の順に乾かします。
最後は上から風を当てるように整えると、毛流れがそろいやすくなります。
ヘアミルクはどのくらい?長さだけで量を決めない
ポンプ式の商品では、「ショートは0.5〜1プッシュ」「ミディアムは1〜2プッシュ」「ロングは2〜3プッシュ」と紹介されることがあります。
ただし、これはあくまで一般的な開始量です。ポンプ一回分の大きさ、商品の濃さ、毛量、髪の太さ、ダメージ範囲によって変わります。
| 長さ | 一般的なポンプ式の開始量 | 失敗しにくい使い方 |
|---|---|---|
| ショート | 0.5〜1プッシュ程度から | 前髪・根元を避け、毛先へごく少量 |
| ミディアム | 1〜2プッシュ程度から | 左右へ分け、毛先からなじませる |
| ロング | 2〜3プッシュ程度から | 上下または左右へ分け、足りないところへ追加 |
※上記はポンプ式商品の一般的な開始目安です。すべての商品へ共通する適量ではありません。
ルミミルクはチューブ式のため、プッシュ数では表せません。ショート・ミディアム・ロングを一律の数字へ当てはめず、最初は少量を手のひらへ薄く広げ、毛先のダメージ部分から使います。
長い髪や毛量が多い髪は、最初から大きな量を出すのではなく、髪を分けて少しずつ追加してください。
美容師が見る「適量・つけすぎ・少なすぎ」のサイン

一度の使用だけで適量を完璧に決める必要はありません。「少し足りないかも」と感じる量から始め、乾かした後を見て次回調整する方が失敗しにくくなります。
ベタつきが気になる方は、ヘアミルクで髪がベタつく原因と対処も参考にしてください。
ヘアミルクはどこにつける?根元・中間・毛先の塗り分け
| 部分 | 基本の使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 根元・頭皮 | 基本は避ける | ボリュームが落ち、頭皮用でない商品が皮膚へつくことがある |
| 中間 | 毛先へつけた後、手に残った分を薄く広げる | 表面だけでなく、内側も分ける |
| 毛先 | 最初につける | こすらず、手のひらで包む |
| 前髪・顔まわり | 必要な場合だけ、手に残ったごく少量 | 直接多くつけると濡れた束に見えやすい |
朝・夜・乾いた髪ではどう使い分ける?
夜は、タオルドライ後の補修ケアを基本にする
夜は、少し湿った髪へヘアミルクを均一になじませやすく、ドライヤー前の補修・保湿ケアを習慣にしやすい時間です。
毛先から中間へなじませた後は、長く放置せず、根元と内側まで完全に乾かします。
朝の乾いた髪は、夜と同じ量を使わない
乾いた髪にも使える商品なら、朝のパサつき・広がり・引っかかりが気になる毛先へ使えます。
朝の乾いた髪は、濡れた髪よりも商品が一か所へ固まりやすいため、夜と同じ量を出さないことが大切です。
具体的な割合を固定するより、手のひらと指先へ薄く広げた時に、白いミルクのかたまりが残らない程度から始めます。最初は毛先の内側へつけ、まだ乾燥が残る場所だけへ少しずつ足してください。
表面のパヤつきを整える場合も、直接たっぷりつけず、毛先につけた後の手で表面を軽くなでます。
寝る前は、髪を完全に乾かしてから
「寝る前にヘアミルクを使う」とは、濡れた髪へつけ、そのまま寝ることではありません。
夜のお風呂上がりに使い、ドライヤーで完全に乾かしてから寝ます。すでに乾いてまとまっている髪へ、就寝直前に同じ量をもう一度重ねる必要はありません。
アイロン前は、髪が完全に乾いているか確認する
ヘアミルクをつけて髪が冷たく湿っている状態で、高温のアイロンを当てないでください。
基本は「ヘアミルク → ドライヤーで完全乾燥 → アイロン」です。商品ごとの表示を確認し、アイロン直前へ追加する場合も、髪を完全に乾かしてから使います。
詳しくは、ヘアミルクをアイロン前に使う正しい順番をご覧ください。
髪質・ダメージ別|量とつける場所を変える
細毛・猫っ毛は毛先へ少量から
細い髪や猫っ毛は、根元や表面へ多くつけると、ボリュームが出にくくなります。
まず毛先へ少量をなじませ、手に残った分だけを中間へ薄く広げます。
猫っ毛をぺたんこにしないヘアミルクの使い方でも詳しく解説しています。
太毛・多毛・ロングは、髪を分けて少しずつ
毛量が多い髪は、表面だけに商品がつき、内側の毛先へ届かないことがあります。
左右または上下へ分け、ダメージが気になる毛先からなじませます。一度に大量につけず、指通りを確かめながら追加してください。
太毛・多毛に合う商品選びは、太毛・多毛におすすめのヘアミルクも参考にしてください。
カラー・ブリーチ・縮毛矯正後は、履歴が重なる場所を優先
施術履歴がある髪は、根元から毛先まで同じ状態ではありません。
新しく伸びた根元より、カラー・縮毛矯正・ブリーチ・アイロン履歴が重なる中間から毛先の方が、乾燥・硬さ・引っかかりが出やすいことがあります。
「髪全体を同じ量で覆う」のではなく、ダメージが強い部分へ先になじませましょう。
縮毛矯正後は、縮毛矯正後にヘアミルクが合う理由と使い方もあわせてご覧ください。
ヘアミルクとヘアオイルの順番は?

基本の順番
タオルドライ → ヘアミルク → ドライヤー → 必要な場合だけヘアオイル
最初からミルクとオイルを、単品で使う時と同じ量ずつ重ねると、髪が重くなりやすくなります。
まずはヘアミルクだけで乾かし、やわらかさ・指通り・まとまりを確認してください。
濡れ感、強い艶、束感をもう少し足したい場合だけ、乾いた毛先へオイルを少量使います。
オイルを足す目的は、ヘアミルクの補修力不足を埋めるためではなく、見た目の質感を足すためです。
詳しくは、ヘアミルクとヘアオイルの正しい順番をご覧ください。
ヘアミルクをワックスと混ぜてもいい?
商品同士の使用に問題がなければ、朝のスタイリング時に、ワックスへヘアミルクを少量混ぜて質感を調整できます。
硬いワックスが手のひらへ伸ばしやすくなり、乾燥した毛先へやわらかな艶を足しやすくなります。
ただし、ヘアミルクを増やすほど、ワックスのセット力・固定力は弱くなることがあります。
- 容器の中へ混ぜず、使う一回分だけを手のひらで混ぜる
- ワックスを先に手のひらへ薄く広げる
- ルミミルクは少量ずつ足す
- 分離・かたまり・異臭が出る組み合わせは使わない
- 根元・頭皮を避け、中間から毛先へ使う
長時間カールを保ちたい日は、混ぜずにケアとスタイリングを分ける選択もあります。
ヘアミルクで失敗しやすい8つの使い方
- 髪から水滴が落ちる状態でつける
- 手のひらへ広げず、一部分へまとめてつける
- 健康な根元から、ダメージ毛先まで同じ量をつける
- 乾燥していない前髪や根元へたっぷりつける
- 朝の乾いた髪へ、夜と同じ量を使う
- 髪が湿ったまま高温のアイロンを使う
- ミルクとオイルを単品使用時と同じ量ずつ重ねる
- 量を増やせば、補修力もそのまま高くなると思う
仕上がりが合わない時は、商品をすぐ変える前に、タオルドライ・手への広げ方・量・つける場所を見直してください。
ルミミルクの使い方|髪質改善発想の補修をムラなく届ける
※ルミミルクは、この記事を運営するLORENが開発・販売する自社商品です。
ルミミルクは、γ-ドコサラクトン、アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム、レブリン酸などの毛髪補修成分を配合し、ダメージ補修を主役にしたヘアミルクです。
LORENで実際に使うと、髪がするすると滑らかに整いやすいのが特徴です。
だからこそ、最初から髪全体へたくさんつけるのではなく、手のひらと指の間へ薄く広げ、ダメージが気になる場所から少しずつなじませてください。
ここでいう髪質改善とは、くせ毛を生まれつきの状態から変えることではありません。
カラー・縮毛矯正・ブリーチ・ドライヤーやアイロンの熱などでダメージを受けた髪を補修し、指通り・やわらかさ・自然な艶・まとまりのある質感へ整える考え方です。
ルミミルクは、強い濡れ感やワックスのような固定力を出す商品ではありません。朝の乾いた髪へ使う場合は、夜より少なく、毛先の乾燥部分へ少しずつ使います。
使い方や量が分からない時は、髪を見ながら相談できます
同じ長さでも、髪の太さ・毛量・カラー履歴・縮毛矯正履歴によって、ルミミルクの量は変わります。
LOREN TOKYO/LOREN自由が丘では、ダメージが強い場所、根元と毛先の違い、普段のアイロンやドライヤーまで確認し、つける量と位置をご案内しています。


ヘアミルクの使い方でよくある質問
ヘアミルクは洗い流しますか?
洗い流さないタイプのヘアミルクは、髪へなじませた後にすすぎません。浴室内で使う洗い流すトリートメントとは別商品なので、容器の表示を確認してください。
つけた後は何分置きますか?
一般的な洗い流さないヘアミルクは、特別な置き時間を設けず、そのままドライヤーへ進む商品が多くあります。商品ごとの指定がある場合は、そちらを優先してください。
ヘアミルクは毎日使ってもいいですか?
商品表示に従い、髪や頭皮に異常がなければ、毎日のドライヤー前へ使える商品が多くあります。前日より量を増やす必要はなく、髪の状態に合わせて調整します。
乾いた髪にも使えますか?
乾いた髪にも使用できるかは商品によって異なります。使用可能な商品なら、朝や日中の乾燥した毛先へ、夜より少ない量をなじませます。
根元や頭皮にもつけますか?
基本は中間から毛先です。根元へ多くつけると、髪がペタッとしたり重く見えたりします。頭皮用と明記されていない商品は、頭皮へ直接つけないようにしてください。
朝は夜の半分くらいでいいですか?
半分という数字をすべての髪へ当てはめる必要はありません。乾いた髪では商品が集中しやすいため、手のひらへ薄く広がるごく少量から始め、毛先の内側へなじませてください。
たくさんつけた方が補修できますか?
量を増やせば、補修力が比例して高くなるわけではありません。つけすぎると乾きにくさや重さにつながるため、必要なダメージ部分へムラなくなじませることが大切です。
ワックスやオイルと混ぜてもいいですか?
商品同士の相性に問題がなければ、一回分だけを手のひらで混ぜる方法があります。容器の中へ直接入れず、最初は少量から試してください。
まとめ|手のひらへ広げ、ダメージ部分から少しずつ
ヘアミルクの使い方で大切なのは、難しいテクニックではありません。
- 夜のタオルドライ後・ドライヤー前が基本
- 手のひらと指の間へ薄く広げる
- ダメージが強い毛先からつける
- 手に残った分を中間へ広げる
- 最初は少なめにし、足りない場所だけ追加する
- 朝の乾いた髪は夜と同じ量を使わない
- アイロン前は髪を完全に乾かす
- オイルは濡れ感や艶を足したい場合だけ少量使う
ルミミルクは、するすると滑らかに整いやすいからこそ、一か所へたっぷりではなく、ダメージが気になる場所から少しずつ。この順番が、補修成分をムラなくなじませ、重くしすぎないコツです。
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監修:LOREN TOKYO 代表 熊坂 光
本記事は一般的なヘアケア情報です。使用量・使用可能なタイミング・併用方法は、商品、髪質、毛量、施術履歴により異なります。各商品の表示を優先し、髪や頭皮に異常を感じた場合は使用を中止してください。
