ハイレイヤーは可愛い。でも、表面が短くなりすぎたり、毛先がスカスカになったりするのは少し怖い。かといって、今の重いシルエットのままでは物足りない。

そんな時に取り入れやすいのが、髪の低い位置から段を入れ、毛先の厚みとまとまりを残すローレイヤーです。大きく切った印象を出さずに、毛先へやわらかな動きを足せます。

ただし、「ローレイヤーなら絶対に広がらない」「巻かなくても写真と同じ動きが出る」というわけではありません。レイヤーが低すぎれば変化が見えず、毛量を減らしすぎればローレイヤーでも毛先は薄くなります。

美容師として大切だと感じるのは、段の高さだけでなく、顔まわり・毛先の厚み・普段巻くか・仕事で結ぶか・縮毛矯正やカラーの履歴まで一緒に見ることです。

この記事では、ローレイヤーとハイレイヤーの違い、似合いやすい人、慎重にしたいケース、巻かない日の見え方、美容室でそのまま使えるオーダー文まで、現場目線で分かりやすく整理します🫧

監修:LOREN TOKYO 代表 熊坂 光

ローレイヤーとハイレイヤーの段を入れる高さの違い
🫧 先に結論

ローレイヤーは、長さ・毛先の厚み・艶を残しながら、控えめな軽さと動きを足したい人に向くレイヤーカットです。

向きやすい人

初めてレイヤーを入れる人、巻かない日もまとまりを残したい人、仕事で髪を結ぶ人。

物足りない場合

トップのふんわり感や、表面から大きく動く華やかさが欲しい人は、ミドル〜ハイレイヤーが合うこともあります。

失敗を防ぐ鍵

「低めに」だけで終わらせず、どのくらい変えたいか、毛先をどのくらい残したいかまで伝えること。

迷うなら低めから始め、次回もう少し高くする方法もあります。最初から大きく切り込む必要はありません。

本記事の内容
  1. ローレイヤーとは?
  2. ローレイヤー・ミドルレイヤー・ハイレイヤーの違い
  3. ローレイヤーの5つのメリット
  4. ローレイヤーが似合いやすい人
  5. ローレイヤーを慎重に決めたい人・デメリット
  6. 顔型別|ローレイヤーを似合わせるポイント
  7. 長さ別|ローレイヤーの見え方
  8. 髪質・毛量・施術履歴別|失敗しにくい入れ方
  9. ローレイヤーは巻かないと変?ストレートでも大丈夫?
  10. ローレイヤーで失敗しやすい6つの原因
  11. 美容室で失敗しないローレイヤーのオーダー方法
  12. ローレイヤーは何ヶ月おきに整える?
  13. ローレイヤーについてよくある質問
  14. まとめ|ローレイヤーは、まとまりを残して少しだけ変えたい人に向く髪型です
  15. 関連記事

ローレイヤーとは?

縮毛矯正をしている髪に毛先の厚みを残して自然な動きをつけたローレイヤー

ローレイヤーとは、髪の低い位置から毛先にかけて、比較的小さな段差をつけるレイヤーカットです。表面を大きく短くしないため、全体の重みを適度に残しながら、毛先へ自然な動きを作りやすくなります。

ミディアムやロングでは、全体の長さをほとんど変えずに、一枚に見えていた毛先をやわらかく見せられます。ストレートでは落ち着いたまとまりが残り、ワンカールすると低い位置に段差が見えやすくなるのが特徴です。

🍒 最初に間違えやすいポイント

ローレイヤーの「ロー」は、毛量が少ないという意味ではありません。段を入れ始める位置が低いという意味です。毛量をどのくらい減らすかは、レイヤーの高さとは別に決めます。

ローレイヤーと「毛先をすく」は別です

レイヤーは、髪の長さに差を作ってシルエットや毛流れを変えるカットです。一方、すく・量を減らす施術は、髪の密度や重さを調整する作業です。

毛先をたくさんすけば、その日は軽く感じるかもしれません。ただ、短い髪と長い髪のつながりが作られていなければ、きれいな毛流れにはなりにくく、乾燥した時に毛先だけが広がることもあります。

「ローレイヤーで軽く見せたい」と「毛先を薄くしたい」は同じではありません。厚みを残したい方は、「毛先はすきすぎないでください」まで伝えましょう。

サロンによって、低め・中間・高めの境界は少し違います

ローレイヤー、ミドルレイヤー、ハイレイヤーに、全国共通の細かな長さが決められているわけではありません。同じ写真でも「低めレイヤー」「ナチュラルレイヤー」「毛先レイヤー」と説明されることがあります。

そのため、名前だけで頼むより、正面・横・後ろが分かる写真を見せて、「このくらいの変化がほしい」「この写真ほど表面は短くしたくない」と言葉を添える方が安心です。

ローレイヤー・ミドルレイヤー・ハイレイヤーの違い

顔まわりから表面へ大きな毛流れをつけたバタフライカット

どれが一番よいという話ではありません。欲しい動き、毛先に残したい厚み、普段どのくらい巻くかによって選びます。

種類 段を入れる位置 毛先の厚み 動き 向きやすい希望
ワンレングスに近い形 段差をほとんどつけない 最も残しやすい 少ない 艶・重さ・まとまりを優先したい
ローレイヤー 毛先に近い低い位置 残しやすい 自然で控えめ まとまりを守りながら少し動かしたい
ミドルレイヤー 髪の中間付近 ほどよく残る 軽さとまとまりの中間 変化も扱いやすさもほしい
ハイレイヤー 表面に近い高い位置 設計によって軽く見えやすい 大きく華やか シルエットをしっかり変えたい

高い位置から入れるスタイルも比較したい方は、ハイレイヤーとは?似合う人・似合わない人も参考にしてください。

ローレイヤーの変化が控えめなのは、欠点とは限りません

写真ではハイレイヤーの方が動きが分かりやすく、華やかに見えます。一方、毎朝しっかり巻くわけではない人や、仕事では髪を結ぶ人にとっては、変化が強すぎないことが扱いやすさにつながります。

美容室を出た瞬間だけでなく、翌朝ストレートで下ろした時、急いでひとつに結んだ時まで考えると、ローレイヤーの控えめさがちょうどよい人も多いです。

全体はローレイヤー、顔まわりだけ少し高くすることもできます

全体のレイヤーを低くすることと、顔まわりの一番短い髪をどこに作るかは別に考えられます。

後ろは毛先の厚みを残したローレイヤーにして、顔まわりだけ頬骨下やあご下から動かすことも可能です。正面から変化を感じたいけれど、後ろを軽くしすぎたくない方に取り入れやすい方法です。

「全体は低め、顔まわりは別に相談したい」と伝えると、似合わせの幅が広がります。

ローレイヤーの5つのメリット

1.毛先の厚みを残しやすい

表面を大きく短くしないため、ハイレイヤーより毛先の密度やまとまりを守りやすい設計です。

2.長さを残して動きを足せる

ミディアムやロングを大きく切らず、一枚に見える毛先をやわらかく変えられます。

3.巻かない日もなじみやすい

段差が強く見えにくいため、ストレートで下ろす日も表面だけが浮きにくい形に調整できます。

4.結んだ時に短い髪が出にくい

全体の表面を短くしすぎないため、仕事の日もまとめやすい形を作れます。

5.後から高さを足せる

最初は低めで扱いやすさを確認し、次回ミドル〜ハイレイヤーへ少しずつ変えられます。

ローレイヤーが似合いやすい人

ローレイヤーは、顔型だけで決める髪型ではありません。欲しい変化の大きさ、毛先の状態、普段の過ごし方まで合わせて考えます。

🍒 初めてレイヤーを入れる人

大きく形を変えず、今のまとまりを残しながら動きを試せます。

🫧 艶と厚みを残したい人

高い位置から短い髪を増やしすぎず、毛先のまとまりを活かしやすい形です。

☕ 巻かない日が多い人

ブローだけ、またはストレートで過ごす日も段差が強く見えにくくなります。

🍎 仕事で髪を結ぶ人

表面の短い髪を増やしすぎず、まとめ髪のしやすさを残せます。

上品できれいめな髪型が好きな人

ローレイヤーは、軽さを強く見せるというより、毛先が自然に重なっているように見せるスタイルです。オフィスでも浮きにくい髪型、巻きすぎない大人っぽい髪型、艶を活かしたミディアムやロングが好きな方に向きやすいです。

40代・50代にも取り入れやすい

年齢だけでローレイヤーかハイレイヤーかを決める必要はありません。ただ、毛先が細くなったり、表面に乾燥やパヤつきが出やすくなったりした時は、高い位置から短い髪を増やしすぎない方が艶を見せやすいことがあります。

全体はローレイヤーで厚みを残し、必要な顔まわりだけ少し動かす方法も上品です。年代別の考え方は、40代に似合うレイヤーカットと、50代に似合うレイヤーカットも参考になります。

ローレイヤーを慎重に決めたい人・デメリット

ローレイヤーは挑戦しやすい髪型ですが、すべての希望を低いレイヤーだけで叶えられるわけではありません。次のケースでは、別の高さや整え方が合うこともあります。

トップをふんわり見せたい人

低い位置だけに段を入れても、頭頂部の髪は長いままです。トップのボリュームが目的なら、表面へ限定的に中間〜高めのレイヤーを足すことがあります。

大きくイメージを変えたい人

ローレイヤーは変化が控えめです。はっきりしたくびれや華やかな毛流れがほしい場合は、ミドル〜ハイレイヤーの方が希望に近いことがあります。

すでに毛先が薄い人

以前のすきすぎや高いレイヤーが残っている場合は、さらに段を足すより、薄い毛先を整えながら厚みを育てた方がよいことがあります。

根元から強く広がるくせがある人

ローレイヤーは毛先の形を整えるカットです。根元のうねりや膨らみそのものを、カットだけでなくすことはできません。

失敗を避けるために低くしすぎると、「ほとんど変わらなかった」と感じることもあります。安全に寄せるだけではなく、どのくらい変化がほしいかを美容師へ伝えることが大切です。

レイヤー自体が合うか不安な方は、レイヤーカットが似合わないと感じやすい人の特徴も参考にしてください。

顔型別|ローレイヤーを似合わせるポイント

丸顔

頬横だけに幅を出しすぎず、顔まわりを頬骨下から縦へ流します。全体のローレイヤーと顔まわりを別に調整すると、重く見えにくくなります。

面長

毛先だけを縦に落としすぎず、頬横へやわらかな幅を作ります。前髪やサイドの毛流れも合わせて、縦長の印象を強めすぎないようにします。

ベース型・エラ張り

毛先がエラの一番張る位置で止まらないよう、あご下へ自然につなげます。裾の厚みを残しながら、輪郭の外側へやわらかく流します。

逆三角形

あご周辺の毛先を薄くしすぎず、下側へ丸みと厚みを残します。トップだけを軽く見せるより、毛先の重なりを活かす方がバランスを取りやすいです。

顔型はひとつの判断材料です。同じ丸顔でも、前髪、首の長さ、頬骨、毛量、結ぶ頻度で似合う位置は変わります。顔型の名前だけで決めず、正面と横顔の両方を見て調整します。

長さ別|ローレイヤーの見え方

ボブ・ロブ

ボブやロブでは、毛先に小さく段を入れることで、重いラインを残しながら表面へ少し動きを出せます。

ただし、肩に当たる長さでは、低いレイヤーの毛先が外へはねることがあります。内巻きだけを希望するのか、外はねも楽しみたいのかを先に決めると扱いやすくなります。

ミディアム

鎖骨から胸上のミディアムは、ローレイヤーの変化が見えやすい長さです。毛先に厚みを残しながらワンカールしやすく、髪を結べる長さも保ちやすいため、仕事の日と休日の両方を考えたい人に向いています。

ミディアム全体の似合わせは、ミディアムレイヤーが似合う人の特徴でも詳しく解説しています。

ロング

ロングは、長さと艶を活かしながら毛先だけを動かせるため、ローレイヤーと相性のよい長さです。ストレートでは落ち着いて見え、太めのアイロンでワンカールすると毛先が重なってやわらかく見えます。

ただし、胸下より長い髪で段差を低くしすぎると、正面からはほとんど変化が見えないこともあります。顔まわりだけ少し高くするなど、見える場所を作ることが大切です。

ロングで失敗しにくい位置は、ロングレイヤーが似合う人の特徴も参考になります。

伸びたレイヤーカットの長さと顔まわりを美容師へ相談する様子
🫧 ローレイヤーのご相談はこちら

毛先の厚みは残して、
今の髪に少しだけ軽さと動きを。

レイヤーを低くするだけではなく、普段巻くか、仕事で結ぶか、毛先の厚みがどのくらい残っているかまで確認して高さを決めます。

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🍒 毛先を薄くしたくない
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予約時に「この記事を見て、ローレイヤーを相談したい」とお伝えください。

髪質・毛量・施術履歴別|失敗しにくい入れ方

細毛・猫っ毛

細毛や猫っ毛は、ローレイヤーで毛先の厚みを残しやすいため、高いレイヤーより取り入れやすい場合があります。

ただし、レイヤーを低くしても、毛量までたくさん減らせば毛先は薄くなります。「段は低め、毛先はすきすぎない」と分けて伝えることが大切です。

太毛・多毛

太毛や多毛は、ローレイヤーで重さを残しすぎると、毛先だけが大きく膨らんで見えることがあります。だからといって、表面も毛先も全部すけばよいわけではありません。

表面の艶と厚みを残しながら、内側の量感と毛先の重なりを別々に整えます。髪が多い方は、髪が多い人に似合うレイヤーカットと広がらない頼み方もご覧ください。

くせ毛・うねり毛

くせ毛は、重さがあることで収まっている部分があります。ローレイヤーはハイレイヤーより重さを残しやすいものの、くせが強く出る位置へ短い髪を作ると、そこだけ持ち上がることがあります。

濡れた状態だけでなく、乾いた時にどこが膨らみ、どこがはねるかを確認して高さを決めます。詳しくは、くせ毛でもレイヤーカットはできる?も参考にしてください。

縮毛矯正をしている髪

縮毛矯正をしている髪にも、ローレイヤーは入れられます。まっすぐな質感と艶を残しながら、毛先だけを動かしたい時には、高すぎないレイヤーが合うことがあります。

ただし、毛先に昔の縮毛矯正やカラー履歴が重なっていると、低い段差でも切り口が薄く見えることがあります。施術履歴がある方は、縮毛矯正していてもレイヤーカットはできる?もあわせてご覧ください。

ブリーチ・ハイダメージ毛

ブリーチや繰り返したカラーで毛先が細くなっている場合は、レイヤーを入れる前に、現在どのくらい厚みが残っているかを確認します。

正直、毛先がすでに薄い状態では、低いレイヤーでも動きよりパサつきが先に見えることがあります。無理に段を足さず、傷んだ部分を少しずつ整えてからローレイヤーを作る方がきれいな場合もあります。

すでに毛先が薄く見える方は、レイヤーカットで髪がスカスカになった時の直し方も参考にしてください。

ローレイヤーは巻かないと変?ストレートでも大丈夫?

顔まわりと毛先の動きが分かるレイヤーカットの正面と横顔

巻かなくても、自然なレイヤースタイルとして成立します。ローレイヤーは表面を大きく短くしないため、ストレートで下ろした時も段差が浮きにくく、まとまりを残しやすい形です。

ただし、ローレイヤー特有の毛先の重なりや動きは、ブローやワンカールをした方が分かりやすくなります。巻かない日と巻いた日がまったく同じ見え方になるわけではありません。

ストレートの日

毛先にわずかな軽さが出ながら、全体は落ち着いて見えます。艶とまとまりを優先したい日に向きます。

ワンカールした日

短い毛先と長い毛先が重なり、低い位置にやわらかな動きが出ます。

結んだ日

表面の髪が長く残りやすいため、短い髪が大量に落ちにくく、仕事の日もまとめやすい形にできます。

毎日巻かない方は、レイヤーカットはストレートでも似合う?も参考になります。

朝の簡単なスタイリング方法

  1. 根元と内側を先に乾かし、髪の向きを整えます。
  2. 毛先全体をまとめて、内巻きまたは外巻きへ一度だけ通します。
  3. 顔まわりがある場合だけ、後ろへ流すように軽く通します。
  4. スタイリング剤を中間から毛先へ薄くなじませ、毛先を強く固めず整えます。

アイロンの使い方は、レイヤーカットの巻き方|ストレートアイロンで失敗しにくい方法でも詳しく紹介しています。

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ローレイヤーで失敗しやすい6つの原因

1.低く入れすぎて、ほとんど変化が見えない

失敗を避けようとして毛先数センチだけに入れると、長い髪では正面から変化が分からないことがあります。

2.「軽くしてください」とだけ伝える

レイヤーで動きを作りたいのか、毛量を減らしたいのかが伝わらず、すきバサミによる量感調整が中心になることがあります。

3.毛先の厚みを残す希望を伝えていない

ローレイヤーでも、毛量を減らしすぎれば毛先は薄くなります。段の高さと毛量調整を分けて相談してください。

4.肩に当たる位置を考えていない

ミディアムは、毛先や短い段が肩に当たるとはねやすくなります。内巻きにしたいのか、外はねも楽しむのかで切る位置を変えます。

5.全体と顔まわりを同じ高さで考える

全体は低めでも、顔まわりまで長すぎると正面から変化が見えません。反対に、顔まわりだけ短すぎると全体から切り離されて見えます。

6.巻いた写真だけで決める

写真の動きが、カットだけではなくアイロンやブローで作られている場合があります。ストレートへ戻した時の段差と厚みも確認しましょう。

ローレイヤーは控えめだからこそ、「どのくらい変えたいか」を言葉にしないと完成イメージがずれやすい髪型です。

美容室で失敗しないローレイヤーのオーダー方法

最初に「残したいもの」を伝える

軽くしたい部分だけでなく、失いたくないものを先に伝えると、仕上がりのずれを減らせます。

  • 全体の長さはなるべく残したい
  • 毛先の厚みと艶は残したい
  • 仕事の日に結べる長さが必要
  • 巻かない日も段差が浮かないようにしたい
  • ハイレイヤーほど表面を短くしたくない

好きな写真と避けたい写真を両方見せる

「この毛先の動きは好き」「この写真ほど表面を短くしたくない」というように、好きと避けたいを両方見せると伝わりやすくなります。正面だけでなく、横から見た段の高さと後ろの毛先が分かる写真もあると安心です。

巻かない日と結ぶ日を基準にする

美容室ではきれいに巻いてもらえても、自宅で毎日同じように巻けるとは限りません。週に何回巻くか、仕事で結ぶか、朝は何分使えるかまで伝えると、写真だけでは分からない扱いやすさを設計できます。

そのまま使えるオーダー文

「全体の長さと毛先の厚みはなるべく残して、低い位置から自然に動くローレイヤーにしたいです。ハイレイヤーほど表面を短くせず、巻かない日も段差が浮きにくい形が希望です。毛先はすきすぎず、ワンカールした時だけ少し動きが見えるくらいにしてください。顔まわりは全体と別に、結んだ時に落ちすぎない長さで相談したいです。」

レイヤー全体の写真の見せ方や頼み方は、レイヤーカットのオーダー方法|失敗しない頼み方でも詳しく解説しています。

避けたい言い方と言い換え方

避けたい伝え方 おすすめの言い換え
とにかく軽くしてください 毛先の厚みは残して、低い位置に自然な動きを出したいです
ローレイヤーにしてください 表面は長めに残し、ワンカールで毛先が重なる高さにしたいです
この写真と同じにしてください この毛先の動きが好きですが、顔まわりは写真より長めにしたいです
広がらないようにおまかせで 乾くと内側が広がるので、乾いた状態も見て高さと量を相談したいです

ローレイヤーは何ヶ月おきに整える?

ローレイヤーのカット頻度は、基本的に2〜3ヶ月前後がひとつの目安です。ハイレイヤーより段差の変化が目立ちにくいため、比較的長く形を保ちやすい傾向があります。

ただし、ミディアムで肩にはね始めた場合や、顔まわりを別に短く作った場合は、1.5〜2ヶ月ほどで整えた方が扱いやすいこともあります。月数だけでなく、自宅で再現しにくくなった時を基準にしてください。

美容室へ行くサイン

  • ワンカールしても毛先の重なりが見えなくなった
  • 毛先が重く、一枚に見えるようになった
  • 肩に当たって片側だけはねる
  • 顔まわりが長くなり、流れにくくなった
  • 毛先の薄さや絡まりが気になり始めた

詳しい目安は、レイヤーカットは何ヶ月おき?伸びた時のサインも参考になります。

ローレイヤーについてよくある質問

ローレイヤーは古く見えませんか?

ローレイヤーだから古く見えるわけではありません。毛先をすきすぎず、顔まわりや前髪とのつながりを今のバランスに合わせれば、上品で自然なスタイルになります。

ローレイヤーとハイレイヤーはどちらがいいですか?

まとまり、艶、毛先の厚みを優先するならローレイヤー。トップの軽さ、大きな動き、はっきりした変化を優先するならハイレイヤーがひとつの目安です。

細毛・猫っ毛にも似合いますか?

似合わせられます。高い位置から段を増やさず、毛先をすきすぎなければ厚みを守りやすい形です。ただし、トップのボリュームがほしい場合は、表面だけ少し高さを足すことがあります。

髪が多い人でも軽くなりますか?

シルエットへ自然な動きは出せます。ただし、髪の密度そのものが多い場合は、ローレイヤーだけでなく内側の量感調整も必要です。表面と毛先をすきすぎないことが大切です。

縮毛矯正をしていてもできますか?

できます。低めのレイヤーは、縮毛矯正の艶とまとまりを残しながら毛先に動きを出しやすい選択肢です。ただし、毛先の施術履歴とダメージを確認して高さを決めます。

ローレイヤーは巻かなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。ストレートでは落ち着いたまとまりが残り、ワンカールすると毛先の動きが見えやすくなります。毎日巻かないことを美容師へ先に伝えてください。

ローレイヤーにしても髪を結べますか?

全体の長さがあれば結べます。表面の髪を長く残しやすいため、高いレイヤーより短い髪が落ちにくい形にできます。ただし、顔まわりを短くする場合は、その部分が後れ毛として落ちます。

全体の長さを切らずにできますか?

現在の毛先に厚みが残っていれば、全体の長さをほとんど変えずに入れられることがあります。毛先が薄い場合は、薄くなった部分だけ少し整えた方がきれいに見えます。

最初はローレイヤーにして、後から高くできますか?

できます。自宅での扱いやすさを確認し、次回ミドルレイヤーやハイレイヤーへ少しずつ移行できます。迷っている場合は、低めから始める方が修正の幅を残せます。

まとめ|ローレイヤーは、まとまりを残して少しだけ変えたい人に向く髪型です

ローレイヤーは、髪の低い位置から毛先にかけて段を入れ、全体の厚みを残しながら自然な動きを作るレイヤーカットです。

ハイレイヤーほど表面を短くしないため、巻かない日、仕事で結ぶ日、艶やまとまりを優先したい日にも取り入れやすくなります。

ただし、「ローレイヤーにしてください」だけでは、どのくらい低くするのか、毛量を減らすのか、顔まわりをどうするのかまでは伝わりません。

  • 全体の長さをどのくらい残したいか
  • 毛先の厚みと艶を残したいか
  • 巻かない日にどう見せたいか
  • 仕事や育児で髪を結ぶか
  • 顔まわりをどこから作りたいか

この5つまで美容師と共有できれば、控えめすぎる・毛先が薄い・思ったより高いという失敗を減らせます。

ローレイヤーにするか、もう少し高いレイヤーにするか決まっていなくても大丈夫です。好きな写真と普段の生活を見ながら、自分にちょうどよい高さを相談してくださいね🫧

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監修:LOREN TOKYO 代表 熊坂 光
LOREN TOKYO/LOREN自由が丘