縮毛矯正をしているけれど、レイヤーカットもしてみたい。そんな時に一番気になるのは、「広がらないかな?」「スカスカにならないかな?」という不安だと思います。

実際、お客様からもよくご相談をいただきます。レイヤーは可愛いけれど、縮毛矯正をしている髪に入れるのは少し勇気がいりますよね。

結論からいうと、縮毛矯正をしていてもレイヤーカットはできます。

ただし、誰でも同じように入れられるわけではありません。大切なのは、「縮毛矯正をしているかどうか」だけではなく、今の髪の状態に対して、どこまでならレイヤーを入れられるかを見極めることです。

特に、根元のくせ、中間の縮毛矯正が残っている部分、毛先の厚みやダメージの差を無視してレイヤーを入れると、短くなった部分だけ広がったり、毛先が軽く見えすぎたりすることがあります。

反対に、その履歴と髪の体力を見ながら入れれば、縮毛矯正の艶を活かしつつ、重すぎない上品なレイヤースタイルにできます🫧

この記事では、縮毛矯正をしていてもレイヤーカットができる理由、広がりやすい原因、失敗しにくい入れ方、カットだけでよい場合と縮毛矯正も必要な場合まで、美容師目線で分かりやすく解説します。

監修:LOREN TOKYO 代表 熊坂 光

縮毛矯正をしている髪にレイヤーカットを入れるポイントをまとめたヘアスタイル画像

🫧 先に結論

  • 縮毛矯正をしていても、レイヤーカットはできます
  • ただし、高さ・毛先の厚み・顔まわりの作り方を間違えると広がって見えることがあります
  • 初めてなら、顔まわりや低め〜中間のレイヤーから始めると失敗しにくいです
  • 毛先をすきすぎないことが、上品に見せる大切なポイントです
  • 根元のくせが強い場合は、カットだけではなく縮毛矯正も必要なことがあります
  • 巻かない日も扱いやすい形を前提に相談するのがおすすめです

縮毛矯正していてもレイヤーカットはできます

まずお伝えしたいのは、縮毛矯正をしているからといって、レイヤーカットができないわけではないということです。

むしろ、重く見えやすいミディアムやロングに、顔まわりや表面の動きを少し加えることで、柔らかく今っぽい印象になることも多いです。

ただし、縮毛矯正毛はストレートに整っているぶん、毛先の薄さや段差が見えやすいことがあります。だからこそ、普通のレイヤーカット以上に、入れる位置と残す厚みが大切です。

艶のある美髪を目指す髪質改善と縮毛矯正の仕上がりイメージ

レイヤーを入れやすい髪

  • 毛先に厚みが残っている
  • 縮毛矯正後の落ち方が比較的きれい
  • 顔まわりだけ印象を変えたい
  • 低め〜中間レイヤーを希望している
  • 巻かない日もまとまりを残したい

慎重に見たい髪

  • 毛先がすでに薄い
  • 根元のくせがかなり伸びている
  • 内側のうねりが強い
  • ブリーチやハイダメージ履歴がある
  • 高めのレイヤーを入れたい

広がって見えやすいのは、こんな時です

1.高すぎる位置からレイヤーを入れている

根元のくせが少し伸びている状態で高い位置からレイヤーを入れると、短い髪がそのくせの影響を受けやすくなります。

長さの重みで落ち着いていた部分が持ち上がり、広がって見えやすくなることがあります。

2.レイヤーと一緒に毛先をすきすぎている

レイヤーを入れることと、毛量を減らしすぎることは別です。

縮毛矯正毛は整って見える反面、毛先の密度が減ると一気にパサっと見えやすくなります。動きを出したい時ほど、毛先の線を残すことが大切です。

3.顔まわりと全体を同じ感覚で切っている

顔まわりは、全体よりも髪が細かったり、こめかみや耳前だけくせが出たりしやすい場所です。

そのため、全体と同じ高さ・同じ軽さでレイヤーを入れると、顔まわりだけ浮いたり、短い毛が散って見えることがあります。

4.巻いた状態の写真だけを基準にしている

巻いた時に可愛いレイヤーと、巻かない日でも上品に見えるレイヤーは、少し考え方が違います。

普段のスタイリングがシンプルな方は、「乾かしただけでも広がらないようにしたい」と先に伝えるのがおすすめです。

広がらず上品に見せるポイント

1.初めてなら、顔まわりから変える

いきなり全体に大きな段差を入れるより、まずは顔まわりから少し動きを作る方が失敗しにくいです。

前髪とのつながり、頬骨まわり、あごラインに自然な毛流れを作るだけでも、印象はかなり柔らかくなります🍒

2.低め〜中間レイヤーを基本にする

縮毛矯正の艶やまとまりを活かしたい方には、低め〜中間レイヤーのバランスが取りやすいです。

高めレイヤーは可愛いですが、髪の状態や普段のスタイリング力も必要になりやすいので、初回は慎重に考えるのがおすすめです。

3.毛先に厚みを残す

レイヤーを入れても、毛先まで軽くしすぎる必要はありません。

縮毛矯正毛は、毛先に少し厚みを残した方が艶っぽく、上品に見えやすいです。

4.巻かない日も前提にして考える

毎日アイロンで巻く方なら、少し動きのある設計でも扱いやすいです。

ただ、仕事の日に巻かないことが多い方は、乾かしただけでもまとまる形を優先した方が満足度は上がりやすいです。

ストレートアイロンでの巻き方を知りたい方は、レイヤーカットの巻き方|ストレートアイロンで失敗しにくい韓国風スタイリングも参考にしてください。

カットだけでいい?縮毛矯正も必要?

ここはかなり大事なポイントです。

レイヤーカットをしたいからといって、必ず縮毛矯正も一緒にしなければいけないわけではありません。

今の状態 おすすめ 理由
根元のくせがまだ少なく、毛先もまとまっている カット中心でOK 顔まわりや低めレイヤーで印象を変えやすいです
根元のうねりや内側の広がりが気になる 縮毛矯正+カット ベースを整えてからレイヤーの高さを決めた方が失敗しにくいです
前髪・こめかみ・耳前だけ気になる 顔まわり縮毛矯正+カット 必要な範囲だけ整えて、自然な顔まわりを作りやすいです
毛先がかなり薄い・傷みが強い 厚みを整えるカット優先 先に削られすぎた毛先を整えた方がきれいに見えやすいです

縮毛矯正を毎回全体へかけるべきか迷う方は、縮毛矯正はリタッチと全体どっちがいい?もあわせてご覧ください。

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美容室での頼み方

オーダーは、難しく考えすぎなくて大丈夫です。

ただ、「可愛いレイヤーにしたい」だけだと、広がりたくない・毛先は薄くしたくないといった大事な条件が抜けやすいです。

そのまま使えるオーダー例 🫧

「縮毛矯正をしている髪にレイヤーを入れたいです。広がらない範囲で、顔まわりに少し動きが欲しいです。高すぎるレイヤーや毛先のすきすぎは避けたいです。巻かない日も扱いやすい形でお願いします。」

顔まわりの範囲も気になる方は、顔まわり縮毛矯正はどこまで?範囲と失敗しない頼み方も参考になります。

順番や同日施術を詳しく知りたい方は、レイヤーカットと縮毛矯正はどっちが先?失敗しない順番・同日施術・頼み方をご覧ください。

よくある質問

縮毛矯正していても高めのレイヤーは入れられますか?

髪の状態によっては可能です。

ただし、根元のくせ、毛先の厚み、普段どのくらい巻くかで難易度が変わるため、初めてなら顔まわりや低め〜中間レイヤーから始める方が安心です。

縮毛矯正をしているとレイヤーは広がりますか?

必ず広がるわけではありません。

高すぎるレイヤー、毛先のすきすぎ、根元のくせが強い状態などが重なると広がって見えやすくなります。入れ方が大切です。

カットだけでレイヤーを入れても大丈夫ですか?

今の縮毛矯正がまだきれいに残っていて、根元のくせもそこまで気にならないなら、カットだけで整えられることもあります。

ただし、内側の広がりや顔まわりのうねりが気になる場合は、縮毛矯正も一緒に相談した方が仕上がりが安定しやすいです。

巻かない日でもレイヤーは扱えますか?

はい。巻かない前提でレイヤーの高さと毛先の厚みを決めれば、乾かしただけでも扱いやすくなります。

特に仕事の日は簡単にまとまってほしい方が多いので、その前提で相談するのがおすすめです。

まとめ|縮毛矯正毛のレイヤーは、可愛さだけでなく入れ方が大切

縮毛矯正をしていても、レイヤーカットはできます。

ただし、やみくもに高く入れる、毛先を軽くしすぎる、顔まわりまで同じ感覚で切る、こういったやり方だと広がったり、上品さが出にくくなったりします。

大切なのは、今の髪の状態に対して、どこまでレイヤーを入れられるかを見ることです。

顔まわりから少しずつ、低め〜中間レイヤーをベースに、毛先の厚みを残して作ると、縮毛矯正の艶を活かした柔らかいスタイルにしやすいです☕

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