監修:LOREN TOKYO 代表 熊坂 光
これは正直、ブログに書くか少し迷ったテーマでした。
なぜなら、ブリーチ毛への縮毛矯正は、見てみないと何とも言えない部分がとても強いからです。
「ブリーチしてると縮毛矯正は絶対無理ですか?」という相談は、LORENでも本当によくあります。でも、全部NGとも、全部OKとも言い切れません。
結論からいうと、ブリーチ毛だから一律に無理というわけではありません。ただ、“できます” と先に言い切る方が危ないテーマでもあります🌿
大切なのは、「できるかどうか」より「どこまで安全にできるか」。ここを正直に見極めることです。
| 判断の視点 | 対応しやすいことがあるケース | かなり慎重になるケース |
|---|---|---|
| 毛先の体力 | 弾力がまだ残っている | 濡れるとゴムのように伸びる、スカスカで弾力がない |
| 施術範囲 | 根元の新生部中心なら相談しやすい | 全体を一気に真っ直ぐにしたい |
| 履歴 | ブリーチはしているが縮毛矯正の重なりが少ない | ブリーチの上に縮毛矯正履歴も重なっている |
| 考え方 | 今回は扱いやすさを優先する | 1回で全部理想にしようとする |
この相談、すごく多いです
LORENに来られるお客様から、よく聞く言葉があります。
「ブリーチしてるから、縮毛矯正は無理ですよね……? 他の美容室で断られたこともあって」
「できるって言ってくれるところもあるんですけど、本当に大丈夫かどうかが不安で。どこを信じていいかわからなくて」
気持ちはすごくわかります。だからこそ、最初に曖昧に希望を持たせるより、今の髪でどこまでなら安全にできるかを一緒に整理する方が大切だと思っています。
「できます」より「どこまで安全にできるか」が大事です
LORENでは、このテーマのカウンセリングで必ず伝えていることがあります。
ブリーチ毛だから一律NGではありません。でも「できます」と先に言い切るのも違います。今の髪の体力を見て、どこまでなら安全にできるかを判断することが、一番大事だと思っています。
これは「全部やる」か「全部断る」かの二択ではありません。実際には、こういう形で判断しています。
- 根元だけ、新生部中心なら検討できることが多い
- 毛先は見送り、体力がなければ今回は触らない
- 今回は縮毛矯正より、補修や髪を整えることを優先する
薬剤の考え方が気になる方は、酸性ストレートとは?縮毛矯正との違い や、ノンアルカリ縮毛矯正とは? もあわせて読むと整理しやすいです。
特に慎重になるケース
こういった状態が重なっている時は、全体への施術をお断りしたり、範囲を絞る提案をすることがあります。
- ブリーチ回数が多く、毛先のダメージが深い
- ブリーチの上に縮毛矯正履歴もある
- 濡れるとゴムのように伸びる感触がある
- 毛先がスカスカで弾力がほとんどない
- ホームカラーや毎日の高温アイロンが重なっている
見落とされやすいのは、ブリーチ回数そのものより、今の毛先の弾力です。見た目がきれいでも、触ってみると限界に近い毛先はあります。
逆に、対応しやすいことがあるケース
一方で、こういった状態なら前向きに相談できることが多いです。
- ブリーチはしているけれど、毛先にまだ弾力が残っている
- 根元の新生部が伸びていて、そこが中心なら動きやすい
- 全体を真っ直ぐにするより、まず扱いやすくする設計でよい
- 毛先を守りながら、根元だけ整える範囲で進められる
ブリーチしていても、縮毛矯正を相談できる方は実際にいます。だから、最初からあきらめてほしくはありません。ただし、全部できる前提で考えないことが大切です。
実際にあった相談と、その判断
Fさんのケース|根元〜中間だけ整える判断
「他の美容室で、ブリーチ毛だから縮毛矯正は全部ダメと言われた」とのことでご来店。髪を触ると、根元〜中間はまだ体力が残っていたものの、毛先はかなりダメージが深い状態でした。
そこで提案したのは、根元〜中間だけ縮毛矯正、毛先は補修中心 という設計です。全体を狙うより、今の毛先を守りながら根元を整えることを優先しました。
Gさんのケース|今は見送る判断
他店でブリーチ毛への縮毛矯正を受けた後、毛先に大量の切れ毛が出てしまったとのことでご相談に来た方。髪の状態を確認すると、毛先の弾力がほぼなく、今の状態では縮毛矯正はできないと判断しました。
この場合は、まず数回かけて毛先の補修を優先し、髪の体力を回復させてから改めて相談する流れをおすすめしました。
Hさんのケース|毛先だけ見送る判断
「全体をまっすぐにしたい」という希望でご来店。ブリーチは1〜2回で、根元〜中間はまだ体力があったものの、毛先の一部だけ弾力がかなり落ちていました。
全体に施術すると毛先が危険と判断し、毛先数センチを除いた範囲だけで縮毛矯正を提案。全部できると思っていた方にとっては少し残念な判断かもしれませんが、切れてしまうよりずっと良い選択です。
「1回で全部理想にしない」という判断
このテーマで大切にしていることが、もうひとつあります。
ブリーチ毛への縮毛矯正は、1回で全部理想にしようとすると無理が出やすいということです。
今の毛先を守りながら、今回はどこまで整えるかを決めた方が、半年後・1年後まできれいでいられることが多いです。
LORENでは、「今日できることの最大限」より「これからも続けられる最善の判断」を優先することがあります。
また、ブリーチと縮毛矯正を同日にやることは、ほとんどしません。順番や間隔が気になる方は、縮毛矯正とカラーはどっちが先? も参考になります。
施術後・相談後によく言っていただけること
- 「断られると思ってたのに、できる範囲をちゃんと説明してもらえて安心した」
- 「全部じゃなくても、根元だけ整っただけでかなり楽になった」
- 「無理に毛先までやらなかったから、逆に信頼できた」
- 「今後どうしていくかまで教えてもらえて、見通しが持てた」
- 「正直に言ってくれる美容師さんが初めてで、また来ようと思えた」
まとめ|全部NGでも、全部OKでもありません
ブリーチ毛への縮毛矯正は、「できるかどうか」より「どこまで安全にできるか」の判断がすべてです。
根元だけ、毛先は見送る、今回は補修優先。そういう細かい設計があることを知っておいてもらえると、相談もしやすくなります。
「断られそうで怖い」という方も、まずはカウンセリングで話してみてください。できないなら正直に、できる範囲があるなら一緒に考えます✨
LOREN TOKYO/LOREN自由が丘で相談したい方へ ☕
LOREN TOKYO/LOREN自由が丘は、累計口コミ2,000件以上・評価★4.91・AWARD受賞の実績をもとに、ブリーチ毛のような難しい髪でも、無理に施術を進めるのではなく、髪の体力と履歴を見たうえで丁寧にカウンセリングすることを大切にしています。
「ブリーチしているけれど根元のうねりだけでも楽にしたい」「全部は無理でも、できる範囲を知りたい」「断られそうで不安」そんなご相談にも、今の髪の状態を見ながら、できること・見送ることを正直にお伝えしています。
丁寧なシャンプー、ヘッドマッサージ、ドリンクサービスなど、初めてでも落ち着いて過ごしやすい空気感も大切にしています。
