髪のために、ヘアミルクもノンシリコンを選んだほうがいいのでしょうか。LORENでは、「ノンシリコンだから髪にいい」とは考えていません。
乾かすと毛先が引っかかる。軽く仕上げたいのに、パサつきは残したくない。そんな髪に必要なのは、成分を避けることだけではなく、なめらかに整えて守るケアと、傷んだ部分への補修です。

🫧 先に結論
パサつきやダメージが気になる髪は、ノンシリコンという表示より、摩擦を減らす指通りと補修を優先して選びましょう。
シリコンには、髪の表面をなめらかに整える役割があります。「入っていないほうがよい」と、必要なケアまで遠ざける必要はありません。
補修したい。でも、重くしたくない。その両方を考えたヘアミルクが、LORENのルミミルクです。
この記事はLORENが制作し、開発・販売するヘアミルク「ルミミルク」も紹介しています。


ヘアミルクはノンシリコンがいい?美容師が重視すること
ノンシリコンは、シリコーンを配合していないという意味です。補修力が高い、指通りがよい、軽く仕上がるといった評価を表す言葉ではありません。なお、一般に「シリコン」と呼ばれていますが、ヘアケア成分としての名称は「シリコーン」です。
「入っていないこと」より、髪をどう整えるか
ヘアミルクを選ぶ目的は、ラベルの条件をそろえることではなく、毎日の髪を扱いやすくすること。カラーをした毛先が絡まるなら、まず見たいのは髪をとかすときの滑りと、ダメージを補修する設計です。
ノンシリコンでも、ほかのコンディショニング成分を使ってなめらかさをつくる製品はあります。つまり、シリコンの有無だけでは、保護や仕上がりの良し悪しは決まりません。
ミルボンも、特定の成分や「不使用」という情報だけで製品の良し悪しを判断せず、全体の組み合わせを見る考え方を説明しています。参考:ミルボンの成分解説
軽くても、毛先の引っかかりを我慢する必要はない
根元はふんわりさせたいけれど、毛先にはなめらかさが欲しい。これは、どちらかをあきらめなければならない希望ではありません。根元と毛先で、ケアの必要な範囲を分ければよいのです。
LORENが大切にするのは、髪を軽く見せることだけでなく、絡まりや摩擦を減らしながら、ダメージも補修すること。「ノンシリコンだから」という理由だけで、引っかかる手触りを我慢しないでください。
シリコンは髪に悪い?なめらかな指通りは、髪を守るケア
コーティングは、傷みをごまかすためだけのものではない
「表面をコーティングする」と聞くと、見た目をよくするだけに感じるかもしれません。けれど、髪をなめらかにすることには、とかすときや髪同士が触れるときの負担を減らすという意味があります。
シリコーンは、濡れた髪から乾いた髪まで指通りを整えるコンディショニング成分の一つ。花王は、そのなめらかさによってキューティクルへのダメージを軽減できると説明しています。参考:花王「ヘアケア製品に使われるシリコーンの働き」
だから、髪がするんとほどける感触は、ただの気分のよさではありません。「表面を守るケアも必要」と考えると、シリコンを避けることだけが目的にはならないはずです。
表面を守りながら、傷んだ部分は補修する
ただ、表面の滑りを整えることと、毛髪補修成分で傷んだ部分をケアすることは、同じ働きではありません。カラーやアイロンの傷みが気になるなら、どちらか一つではなく、両方を考えたいところです。
表面をなめらかにして守る
引っかかりを減らし、指通りやまとまりを整える。毎日とかす髪を、扱いやすい状態に。
ダメージを補修する
毛髪補修成分で傷んだ髪をケア。うるおいや質感を整え、毛先のパサつきにも向き合う。
欲しいのは、表面だけの艶でも、軽さだけでもなく、補修された髪のなめらかな手触り。この考え方を、ヘアミルク選びの基準にしてみてください。
ノンシリコンとシリコン入りの違いを比較
配合の違いはありますが、それだけで優劣が決まるわけではありません。比較するときは、次のように分けると整理しやすくなります。
| 比べる項目 | ノンシリコン | シリコン入り |
|---|---|---|
| 配合 | シリコーンを配合しない | シリコーンを配合する |
| 指通り | ほかのコンディショニング成分の組み合わせで整える | シリコーンの滑りのよさも生かして整える |
| 軽さ・重さ | 必ず軽いわけではない。配合全体と使用量による | 必ず重いわけではない。配合全体と使用量による |
| ダメージ補修 | 補修成分・製品設計を別に確認する | 補修成分・製品設計を別に確認する |
| 選ぶときの確認 | 不使用という表示だけでなく、毛先の滑りやまとまりを見る | 指通りに加え、補修と、重く残らない仕上がりを見る |
シリコーンにも種類があり、ほかの油剤との組み合わせも違います。成分名を一つ見つけただけで「これはベタつく」と判断するのではなく、乾いた髪の仕上がりまで見ましょう。参考:花王「コンディショニング成分」
すでに使っているミルクが重い場合は、まず量と塗る場所、オイルとの重ねづけを確認。具体的な見直し方は、ヘアミルクがベタつく原因と、重くしない使い方で解説しています。
補修したい。でも重くしたくない髪に、ルミミルク
ルミミルクは、ダメージ補修を主役に、軽いまとまりとやわらかな指通りを考えたヘアミルクです。カラーや日々のドライヤー、アイロンでパサつきが気になる髪へ。油分の重さで押さえ込むような仕上がりが苦手な方におすすめしています。
ルミミルクはノンシリコンではありません。大切にしているのは、傷んだ髪を補修しながら、毛先までなめらかに、重くしすぎず整えることです。
毛髪補修成分・うるおい・指通りを、一つのケアに
γ-ドコサラクトン、アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム、レブリン酸を毛髪補修成分として配合。髪の内部まで補修成分が浸透し、ダメージを補修しながら質感を整えることを考えた処方です。
さらに、ヒアルロン酸Na・スクワラン・グリセリンなどの保湿成分と、オリーブ・アルガン・ツバキ・アーモンドの4種の植物由来オイルを配合。補修だけでなく、うるおいと、触ったときのやわらかさまでを大切にしています。
ダメージ補修
カラーや毎日の熱で傷みが気になる髪に。複数の毛髪補修成分を組み合わせたケア。
やわらかな指通り
保湿成分と植物由来オイルで質感を整える。パサつく毛先にも、するんとしたなめらかさを。
軽いまとまり
濡れたような重い艶より、自然な艶へ。毛先の動きも残したい方に。
配合成分や商品情報は、LOREN公式ショップのルミミルク商品ページでもご確認いただけます。補修について詳しく知りたい方は、髪質改善ヘアミルクの補修成分と選び方へ。
毎日のドライヤー前から、朝の仕上げまで
夜はタオルドライした髪になじませてから、ドライヤーへ。ルミミルクは、ドライヤーやアイロンの熱から髪を守るケアにも使えます。朝は乾いた毛先のパサつきや広がりが気になる部分へ、少量を薄くなじませます。
アイロンを使う場合は、ミルクをなじませたあとに十分乾かしてから。熱を利用する補修成分を配合していても、高温で何度も挟んでよいわけではありません。
香りはホワイトティー×ジャスミン。つけた直後は少し強く感じる場合があり、時間とともにやわらぎます。無香料ではなく、毎日のケアで香りも楽しめる一本です。
欲しかったのが「軽いのに、毛先はやわらかい」なら。ノンシリコンという条件を外して、補修と仕上がりから選んでみてください。ルミミルクの詳しい特徴と使い方は、公式ページにまとめています。
髪質別に選ぶなら、根元と毛先を分けて考える
細毛・猫っ毛|軽さは大切。でも、傷んだ毛先まで無防備にしない
細い髪でも、根元のボリュームと毛先の乾燥は別の悩みです。「ぺたんとするのが嫌だから何もつけない」より、必要な毛先だけに、軽く使える補修ケアを選ぶほうが希望に合う場合があります。
ルミミルクは毛先から少量ずつ。根元と前髪へ同じ量をつけず、乾いたあとに毛束が重く固まらないかを見て調整しましょう。
カラー・ブリーチ毛|指通りだけでなく、補修設計まで見る
毛先の引っかかりが気になる髪は、表面のなめらかさとダメージ補修の両方を確認します。つけた直後の艶だけで決めず、乾かしたあとのやわらかさも見てください。
ルミミルクは、傷みが気になる中間から毛先へなじませる補修ケアとして。強く絡まる部分を無理に引っ張ってとかすのは避け、毛先側から少しずつほどきます。
太毛・広がりやすい髪|重さで押さえる前に、やわらかさを
しっとりさせたくてオイルを重ねても、欲しかった手触りとは違うことがあります。求めているのが濡れ感ではなく、やわらかな毛先と自然なまとまりなら、ルミミルクのような補修を主役にしたミルクが選択肢です。
髪質ごとの選び方は、美容師が解説するヘアミルクの選び方も参考にしてください。複数の商品を比べたい方には、ヘアミルクおすすめ9選の比較記事があります。
重くならずに毛先を守る、ヘアミルクの使い方
パサつかせたくないからと髪全体へ同じ量を重ねると、根元には多すぎることがあります。ただ量を減らすより、「どこに必要か」を先に決めるのが使い分けのポイントです。
- 夜は、髪の水気をとってから毛先中心に。両手に薄く広げ、内側の毛先からなじませます。表面だけに固まってつけないようにします。
- ドライヤーで乾かしてから、量が合っていたかを確認。湿った感触の段階で何度も足さず、乾いたときの指通りと軽さで判断します。
- 朝は、必要な部分だけに追加。夜と同じ量を繰り返すのではなく、パサつく毛先や浮きやすい部分へ薄く。
- オイルは、欲しい質感があるときだけ。自然な艶と軽さが目的なら、まずはミルク単品で。強い濡れ感や束感を足したいときに、仕上げ用のオイルを検討します。
「根元はふんわり、毛先はなめらか」。つける場所を分けるだけでも、何を買えばよいか、何を重ねすぎていたかが見えやすくなります。☕
朝・夜の使い分けや量の調整は、ヘアミルクの正しい使い方にまとめています。
ホームケアだけでは迷うときは、作り手LORENでご相談ください

ミルクを減らすとパサつくのに、増やすと重い。そんなときは、商品だけでなく、毛先の傷みやカットの状態も一緒に見たほうが整理しやすくなります。
ルミミルクをつくるLOREN TOKYO/LOREN自由が丘では、髪質と施術履歴、普段の乾かし方まで伺ってご提案します。「毛先は守りたい。でも、重くはしたくない」。その希望のまま、ご相談ください。

ノンシリコンとヘアミルクについて、よくある質問
ノンシリコンシャンプーのあとに、シリコン入りのヘアミルクを使ってもいい?
シャンプーとヘアミルクを、どちらもノンシリコンにそろえる必要はありません。洗うためのケアと、毛先の質感を整えるケアでは役割が違います。製品の使い方に従い、乾かしたあとの手触りに合わせて組み合わせましょう。
ノンシリコンを使って髪がきしむのは、我慢したほうがいい?
きしみや引っかかりを、「髪によい証拠」と考えて我慢する必要はありません。まず洗い流すトリートメントや洗い方を見直し、毛先の滑りを整えるケアを。ノンシリコンという表示よりも、引っ張らずにとかせる状態を優先してください。
シリコンがあると、補修成分が髪に入らなくなりますか?
シリコン入りというだけで、補修成分が入らなくなるとはいえません。花王は、洗髪中など水のある状態では、過剰な量でなければシリコーンがほかの成分の浸透を妨げないと説明しています。大切なのは製品全体の処方と使い方です。参考:花王の解説
シリコン入りのヘアミルクは、毎日使うと重くなりますか?
毎日使うだけで、必ず重くなるわけではありません。重さが気になるときは、量・塗る範囲・オイルなどとの重ねづけを確認します。根元にはつけず、毛先から少量ずつ。乾いた状態で判断し、必要以上に足さないようにしましょう。
まとめ|髪をきれいにしたいなら、補修と守るケアから選ぶ
ノンシリコンだから髪にいい、シリコン入りだから避けるべき。ヘアミルクを、そこだけで決めなくて大丈夫です。
パサつきや絡まりが気になる髪には、摩擦を減らすなめらかさを。カラーや熱の傷みには、ダメージ補修も。「軽くしたい」と「毛先を守りたい」を、どちらも大切にしましょう。
補修はしっかり考えたい。でも、仕上がりは重くしたくない。そんな方におすすめしたいのが、ルミミルクです。いつものドライヤー前を、毛先の手触りまで考えたケアに変えてみませんか。🫧

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参考情報
シリコーンの一般的な働きや処方の考え方は、以下のメーカー公式資料を参考にしています。各社の説明・試験と、ルミミルクの商品情報は区別して記載しています。
監修:LOREN TOKYO 代表 熊坂 光
LOREN TOKYO/LOREN自由が丘。髪質・施術履歴・普段のお手入れを踏まえ、サロン施術とホームケアをご提案しています。
※商品情報・販売ページ確認:2026年9月14日。価格・送料・在庫・成分表示は変更される場合があります。購入時は販売ページと、お手元の商品表示をご確認ください。
