ヘアミルクと、洗い流さないトリートメント。別のものだと思って調べたら、同じ商品に両方の名前が書かれていて、ますます分からなくなってしまうことがあります。
呼び方の違いだけで選ぶより、「傷んだ髪を補修したいのか」「艶や束感で質感をつくりたいのか」を先に考える。これが、LORENがおすすめする選び方です。オイルの艶が好きな日と、毛先をさらっとやわらかくしたい日では、選ぶ理由も変わります。

🫧 先に結論
洗い流さないタイプのヘアミルクは、洗い流さないトリートメントの一種です。別のカテゴリーだから両方必要、という関係ではありません。
そのうえで、ダメージ補修とさらさらな指通りを優先するなら、ルミミルクのような補修タイプのヘアミルク。オイルらしい艶・濡れ感・束感を楽しみたいなら、その質感に合う仕上げ用オイル。
両方欲しい日は、補修をミルクに任せ、好みの質感だけを仕上げに足します。
この記事はLORENが制作し、自社開発・販売の「ルミミルク」を紹介しています。商品の分類と、熊坂 光が大切にしている補修・質感の選び分けを分けて解説します。


ヘアミルクと洗い流さないトリートメントの違いは、呼び方の範囲
「洗い流さないトリートメント」はすすがずに使うケアの分類で、「ミルク」は主に乳液状の質感を表す呼び方です。ミルクのほかに、オイル・ミスト・クリーム状の製品も含まれます。
洗い流さないトリートメント
すすがずに使うヘアケアの大きな分類
ミルクタイプ
ルミミルクはここ
そのほかのタイプ
オイル・ミスト・クリームなど
※形状が同じでも、スタイリング用や洗い流す商品もあります。使用方法を確認してください。
「ヘアミルクか、洗い流さないトリートメントか」の二択ではなく、「洗い流さないケアの中から、何を目的に選ぶか」です。この関係を押さえたうえで、補修と質感の違いを見ていきましょう。
「アウトバストリートメント」も洗い流さないケアを指す呼び方です。乳液状という見た目だけでは用途は分からないので、容器に「洗い流さない」「タオルドライ後」「乾いた髪にも使える」など、どんな案内があるかを確かめます。分類全体は洗い流さないトリートメントの基本と種類にまとめています。
熊坂 光の選び方は、「補修か、質感か」
ここからは、私がヘアケアを選ぶときに大切にしていることです。傷んだ毛先を補修したいのか、オイルの艶っとした質感をつくりたいのか。どちらが目的かで、おすすめするものを変えたいと考えています。
私自身、オイルの艶感が時間を置いても残る使い心地と、ミルクでさらっと指が通る仕上がりは、別の魅力だと感じています。「まとまる」という同じ言葉だけでは、この違いは伝わりにくいのです。
🍎 補修が目的なら、私は補修タイプのヘアミルクを優先します
髪の傷みをケアしたいなら、油分で艶を足すことだけで終わらせず、補修成分の浸透まで考えた一本を選びたい。その主役として、LORENはルミミルクをおすすめしています。
一方で、オイルらしい艶や束感を楽しむのも、髪のおしゃれ。補修をしたい日と、質感をつくりたい場面を分けて考えます。
補修タイプのミルクは、髪の中へのケアと軽い指通りを考える
ルミミルクで重視しているのは、髪の内部まで補修成分が浸透し、ダメージを補修しながら質感を整えること。濡れたような強い艶で仕上げるより、さらっとほぐれる毛先と、やわらかな手触りを目指しています。
ただし、ワックスのようなセット力・固定力はありません。固まっていないからケアが足りないのではなく、髪を固めずに整えるためのミルクです。カールを保ちたい、後れ毛をぴたっと留めたい場合は、そこだけ仕上げ剤に任せます。
仕上げ用オイルは、表面の艶・濡れ感・束感を楽しむ
オイルのよさは、髪表面をなめらかに整え、油分による艶や束感を表現できること。つけてすぐだけでなく、その質感をしばらく残したいときにも選びます。持続する程度は、商品や使う量、髪の状態で変わります。
表面を保護して滑りを整えるケアも、不要なものではありません。ただ、艶が長く残っていることと、髪の内部をどれくらい補修できたかは別です。「つやつやしているから、傷みへのケアも十分」とは決めないようにしましょう。
なお、オイルにも浸透や補修を考えた製品があり、ミルクの処方もさまざまです。以下は補修を主役にしたミルクと、艶・質感を主役にした仕上げ用オイルの選び分けで、すべての商品に共通する性能差を示す表ではありません。
| 比べること | 補修タイプのミルク ルミミルクの考え方 | 艶・質感をつくる仕上げ用オイル |
|---|---|---|
| 優先する目的 | 補修成分の浸透、保湿、毛先の指通り | 髪表面の艶・濡れ感・束感を整える |
| 欲しい仕上がり | さらっとほぐれ、自然にまとまる髪 | オイルらしい艶や、存在感のある束感 |
| 選びたい場面 | カラーや熱の傷みが気になる。重くせず補修したい | 髪の仕上げに、艶や濡れ感を足したい |
| セット力の考え方 | ルミミルクにワックスのような固定力はない | 束感と固定力は別。キープ性能は製品ごとに確認 |
| 両方使う場合 | まず必要な毛先の補修を担当 | 仕上げに欲しい質感だけを少量足す |
🫧 補修が欲しいのに、オイルの艶だけを増やす。さらさらになりたいのに、濡れ感を重ねる。こうした目的のずれを避けるのが、選びやすくなるポイントです。オイルとの詳しい比較はヘアミルクとヘアオイルの違いへ。
両方必要?手元の「トリートメント」とヘアミルクを確認
「もうトリートメントを使っています」というときは、それがお風呂の中で流すものか、出たあとに使うものかを確認します。さらに、補修を任せているのか、見た目の仕上げに使っているのかで、買い足す意味も変わります。
| 今使っているもの | ヘアミルクを選ぶときの考え方 |
|---|---|
| 洗い流すトリートメント | 浴室内のケアとは別に、乾かす前の補修ケアとして検討する |
| 同じ目的の洗い流さない補修ケア | 名前が違うだけで二本を重ねない。主役を一本決めて仕上がりを確認する |
| 艶・濡れ感をつくる仕上げ用オイル | 傷みの補修を加えたいならミルクを検討。オイルは欲しい質感の日だけにする |
| お気に入りのバーム・ワックス | 好きなスタイリングは残し、乾かす前の補修をミルクに任せる使い分けができる |
買う前に読むのは「流すか・いつ使うか・何を目指すか」の三つ。同じタイミングに同じ目的で使う二本なら、まず一つずつ使って違いを確認すると整理しやすくなります。
二本を一本に整理することと、補修をやめることは別。残す一本が自分の髪に必要なケアを担当できるかが大切です。逆に、今の仕上げ用オイルでは補修まで考えられていなかったなら、ミルクを取り入れる理由があります。
使う順番は?補修は乾かす前、オイルの艶は仕上げに

洗い流すトリートメントとルミミルク、さらに仕上げ用オイルを使う場合は、次の流れを目安にします。「ヘアミルク」と「洗い流さないトリートメント」を別々に二回つける手順ではありません。
- シャンプー後、洗い流すトリートメントを使ってすすぐ。量・置く時間・すすぎ方は、その商品の表示を優先します。
- タオルで水気を取り、ルミミルクを中間から毛先へ。両手と指の間に広げ、内側の毛先も分けてなじませます。
- ドライヤーで乾かし、指通りと重さを確認する。自然な艶とさらさらした仕上がりで十分なら、ここで終えて構いません。
- 艶や濡れ感が欲しいときだけ、仕上げ用オイルを少量。毛先など質感を足したい場所に絞り、根元まで同じ量を広げないようにします。
🍎 オイルを足す理由は、「ルミミルクの補修が足りないから」ではなく、「今日はこの艶や束感が好きだから」。いつも二つを使うより、その日の仕上がりに合わせて選べます。
朝のオイルやバームは、スタイリングの希望に合わせる
夜はミルクでケアし、朝にバームで後れ毛をまとめる使い方もあります。朝もルミミルクを使うなら、乾いた毛先の状態を見て少量に。夜の量をそのまま重ねる必要はありません。
上の順番は仕上げ用オイルを使う例です。アイロン前専用など別の用途がある商品は、その表示に従います。ミルクで湿った髪にアイロンを使わず、十分に乾かしてから。バームとの違いはヘアミルクとヘアバームの使い分けで解説しています。
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同じヘアミルクでも、補修設計と乾いた仕上がりで選ぶ
ミルクという名前だけで、どれも同じように補修できるとは判断しません。ルミミルクを選んでいただきたいのは、補修成分にこだわりながら、乾いたあとの軽さも残したい方です。
成分の数より、どんな悩みをケアする処方か
カラーやアイロンを続けた毛先の引っかかりが気になるなら、毛髪補修をどう考えているかを見ます。乾燥によるパサつきには保湿も、毎日の指通りには表面のなめらかさも必要です。内部の補修と表面の保護は、どちらか片方を否定するものではありません。
下ろす日も結ぶ日も、根元の軽さと毛先のケアを分ける

細い髪でも、根元はふんわりしてほしいのに毛先は乾くことがあります。レイヤーを下ろす日は短い毛先まで薄く、結ぶ日はポニーテールの内側もなめらかに。重くしたくない部分まで押さえず、必要なところへ補修ケアを届ける。この使い分けを大切にします。
強い濡れ感より、髪が自然にほぐれる仕上がりが好きなら、ルミミルクのような軽いまとまりを目指すタイプを。比較して選びたい方はさらさらになるヘアミルク7選で、香りと仕上がりも確かめてください。
重ねたときだけベタつくなら、熱や量を足す前に整理する
ミルクのあとにオイルをつけて初めて重くなるなら、まずオイルの量と範囲を調整します。逆にミルクだけですでに重いなら、そちらの量や質感を見直します。さらさらにならない原因を、補修不足だけにしないこと。状況別にはヘアミルクがベタつく原因と見直し方をご覧ください。
ルミミルクは、浸透・補修とさらさらな指通りを重視した一本
髪の傷みをケアしたい。でも、仕上がりまで重くするのは違う。そんな方に、洗い流さない補修ケアの主役として選んでいただきたいのがルミミルクです。オイルのような強い艶を長く残すことより、やわらかく、自然に指が通る毛先を大切にしています。
γ-ドコサラクトン、アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム、レブリン酸を毛髪補修成分として配合。髪の内部まで補修成分が浸透し、ダメージを補修しながら質感を整えることを考えた処方です。保湿成分と植物由来オイルも組み合わせています。
🫧 ルミミルクに任せたいこと
乾かす前の補修、うるおい、毛先のやわらかな指通り。
ワックスのように髪を固定する役割ではありません。さらさらと自然に動く仕上がりを楽しみ、強い束感や固定が必要なときだけ、仕上げ剤を使い分けます。
まだアウトバスを使っていない方は、夜のドライヤー前の一本に。すでに補修用ミルクを使っている方は、ただ上乗せするのではなく、毎晩使う主役の見直し先として検討してください。
香りはホワイトティー×ジャスミン。つけた直後には少ししっかり感じることがあり、時間とともにやわらぎます。100g・BASE公式ショップ価格3,300円(税込・送料別)。使う量と場所はヘアミルクの正しい使い方で確認できます。
☕ 補修目的ならルミミルク。オイルの艶が欲しい日は、仕上げにその質感を足す。あれこれ増やすのではなく、何をしてほしいかを決めて選びましょう。
商品を並べる前に、髪を見る|作り手LORENの考え方
熊坂 光がトリートメントで大切にしているのは、何種類もつけること自体ではなく、その人の髪に合うケアを、丁寧に届けることです。「補修が必要なのか、仕上げの質感を変えたいのか」は、髪を見ながら考えます。
サロンで髪質や施術履歴に合わせて整え、そのあとも自宅で毛先をいたわる。ルミミルクは、そんな毎日のケアにつなぐために、LOREN TOKYO/LOREN自由が丘を運営するLORENが開発・販売しています。

髪の相談から生まれる、毎日のケア
LORENは、髪質・施術履歴・好きな仕上がり・普段のお手入れまで伺うカウンセリングを大切にしています。
※LOREN公式サイト掲載のサロン実績です。ルミミルクの商品レビューや、商品自体の受賞を示すものではありません。
艶のある見た目も、さらさらな手触りも、どちらも髪を楽しむ方法です。ただし、傷みのケアが目的なら、見た目の艶だけで選ばない。そのための補修ケアとして、ルミミルクをつくっています。
ヘアミルクとトリートメントの違いについて、よくある質問
ヘアミルクにも、トリートメントとしての補修効果はありますか?
毛髪補修を考えた製品には、その処方に応じて髪を補修し、質感を整える役割があります。ルミミルクも補修成分を配合した洗い流さないトリートメントです。ミルクは保湿だけ、別の名前の商品で補修する、と分ける必要はありません。
オイルの艶が長く続くなら、補修も十分ということですか?
艶の残り方と、補修の程度は別です。表面をなめらかに見せる質感が長く続いても、それだけで髪の内部の補修までは判断できません。目的がダメージケアなら、商品がどのような補修を考えているかも確認します。
ミルクなのに、髪型をキープできないのはなぜ?
ルミミルクは補修と指通りを整えるケアで、ワックスのような固定力はありません。さらさらして形が動くことと、ケアができていないことは別です。カールや後れ毛を保ちたい場合は、目的に合うスタイリング剤を使います。
ヘアミルクがあれば、洗い流すトリートメントは省けますか?
自動的に置き換えられるとは考えません。浴室内ですすぐケアと、乾かす前に残して使うケアは別の工程です。髪の状態と商品表示に合わせましょう。集中ケアとの組み合わせはヘアマスクとヘアミルクは両方必要かで整理しています。
二本を手のひらで混ぜて、一度につければよいですか?
補修と仕上げを使い分けたいなら、まずは別々に適量を使うほうが量を調整しやすくなります。メーカーが組み合わせを案内している場合はその方法を優先し、容器の中で混ぜて作り置きはしません。
洗い流さないヘアミルクを、うっかりすすいでしまいました。
洗い流す前提の使い方ではないため、次回からは表示どおりの順番で使います。使い直す場合も、取り戻そうとして大量につけないようにしてください。ルミミルクの基本は、タオルドライ後になじませ、そのまま乾かす方法です。
美容室でトリートメントをしたあとも、ルミミルクを使えますか?
施術後の指定があれば担当者の案内を優先し、日々の補修と保護に使います。サロンで整えた髪を、その後も大切にするためのホームケアです。同じ仕上がりが永久に続くことや、髪の傷みが完全に元どおりになることを約束するものではありません。
まとめ|同じカテゴリーの中でも、補修か質感かで選ぶ
洗い流さないタイプのヘアミルクは、洗い流さないトリートメントの一種です。その中で何を選ぶかは、補修を優先したいのか、オイルらしい艶や濡れ感をつくりたいのかで考えましょう。
私が傷みの気になる髪にまずすすめたいのは、補修成分の浸透と、さらさらな指通りを重視したルミミルク。セット力のために選ぶのではなく、毛先を補修しながら、やわらかく整えるための一本です。
🫧 補修はミルクを主役に。オイルは、好きな質感を楽しむために。目的が決まれば、無理にすべてを重ねず、自分の髪に必要なケアを選びやすくなります。

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監修:LOREN TOKYO 代表 熊坂 光
LOREN TOKYO/LOREN自由が丘。髪質・施術履歴・毎日のお手入れを踏まえ、サロン施術とホームケアをご提案しています。
※商品情報確認:2026年9月26日。価格・送料・在庫は購入先の最新表示をご確認ください。使用量・タイミング・すすぎの有無は、それぞれの商品の表示を優先してください。
