パーマをかけた直後は、毛先までやわらかく、カールもきれいに出ていた。それなのに、日がたつにつれて少しずつパサつき、朝のセットが決まりにくくなってきた。
そこで艶を出そうとオイルを増やしたら、今度はカールが重く見える。ヘアミルクへ変えても、商品によっては思ったよりしっとりして、ふんわり感が消えてしまうことがあります。
パーマヘアで大切なのは、「オイルかミルクか」だけではありません。乾かしたあとに重く残らず、自然でやわらかなカールを保てるかまで見て選ぶことが大切です。

🫧 LORENのサロンワークで大切にしていること
自然でやわらかなカールに仕上げたい時は、重い質感のオイルやミルクは第一候補にしていません。
軽めのヘアミルクで毛先を補修し、必要な動きやセット力はワックスで足す。この役割分担が、パーマを重く見せにくい基本です。
また、パーマはかけた直後より、毎日の洗髪・ドライヤー・摩擦・カラー履歴などが重なる中で、少しずつ乾燥や硬さが目立ってくることがあります。パサついてから重い商品で隠すより、早めに補修ケアを続けることが大切です。

🫧 先に結論
軽めのヘアミルクを中間から毛先へ。パーマ後の乾燥や硬さを、毎日のドライヤー前に整えます。
カールへ少し水分を戻し、ミルクは必要な毛先だけ。そのあとワックスで動きとセット力を足します。
重いオイルと重いミルクの重ねすぎ。カールが伸びたように見える時は、商品量と重さを見直します。
今回の総合1位はルミミルク。ダメージ補修を主役にしながら、軽いまとまりとやわらかな指通りを目指した設計で、夜の補修と朝の毛先ケアを一本で考えたい方に向いています。
パーマ後に重いオイル・重いミルクをおすすめしない理由
パーマヘアにオイルやミルクを使うこと自体が、悪いわけではありません。問題は、欲しいカールに対して質感が重すぎることです。
重いオイルやミルクを多くつけると、毛束同士の隙間が少なくなり、カールが縦へ伸びたように見えることがあります。根元付近までつければ、トップのふんわり感も出しにくくなります。
特に、細毛・軟毛・ゆるいパーマ・短めのメンズパーマでは、少しの重さでも仕上がりが変わります。
🍒 「ミルクなら全部軽い」とは限りません
同じヘアミルクでも、乾かしたあとにさらっとほぐれる商品もあれば、しっとりした膜感が残る商品もあります。パーマ用に選ぶ時は、容器に「ミルク」と書いてあるかより、乾かしたあとの重さ・毛束のほぐれ方・ワックスとの相性まで確認しましょう。
パーマは時間がたつほどダメージが目立ちやすい
パーマをかけた直後は、サロンでトリートメントやスタイリングをしているため、毛先がやわらかく見えることがあります。
ただ、毎日の洗髪、ドライヤー、枕との摩擦、紫外線、カラー履歴などが重なるにつれて、少しずつ毛先の乾燥や硬さが目立ってくることがあります。
「パサついてから重いオイルで隠す」のではなく、パーマ後から軽い補修ケアを続ける。これが、自然なカールとやわらかな手触りを両立しやすくする考え方です。
ヘアミルクだけで、すでに切れた髪や枝毛を元の一本へ戻すことはできません。それでも、ダメージを補修し、摩擦や乾燥を減らしながら、毎日の質感を整える意味はあります。
パーマ向けヘアミルクを選ぶ5つの基準
ヘアミルク全体の選び方を先に整理したい方は、美容師が比較したヘアミルクおすすめ9選も参考にしてください。
パーマにおすすめのヘアミルク7選|早見表
今回の順位は、市場全体の売上ランキングではありません。
パーマを重く見せにくいこと、ダメージ補修、朝と夜の使いやすさ、ワックスとの合わせやすさを中心に、LORENが記事テーマに合わせて比較した順位です。
| 順位 | 商品名 | 重さ | 特に向くパーマ | 選ぶ前の注意 | 参考価格・容量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ルミミルク | 軽い | 自然なカール/乾燥・ダメージ/ワックス併用 | 強い濡れ感・固定力は出ない | 3,300円/100g |
| 2位 | プリュスオー ハイドロミルク | やや軽い | 細毛・ゆるいパーマ/軽い補修 | 太毛や強い乾燥には軽い場合がある | 1,540円/150mL |
| 3位 | ReFa ミルクプロテイン アウトバストリートメント | 普通 | デジタルパーマ/艶・やわらかさ | 細毛は毛先へ少量から | 1,980円/100g |
| 4位 | hiritu バランスリペアヘアミルク モイスト | 普通 | 乾燥した普通毛〜太毛 | ゆるい細毛パーマには重い場合がある | 1,540円/100mL |
| 5位 | オルビス エッセンスインヘアミルク | 軽い | 細毛・ショート・メンズ/無香料 | 強いダメージには物足りない場合がある | 1,320円/140g |
| 6位 | モロッカンビューティ ディープモイスト ハイブリッド ヘアミルク | 普通〜やや重い | 太毛・多毛/艶とまとまり | 自然な軽いカールには少量から | 1,650円/150mL |
| 7位 | エルジューダ エクストラリペア ミルキーセラム | やや重い | 太毛・硬毛・ハイダメージパーマ | 細毛・ゆるいパーマには重い場合がある | 3,960円/120mL |
※参考価格・容量は2026年10月9日時点で確認できた公式情報を基準にしています。販売店、送料、限定品、キャンペーン、リニューアルにより変わる場合があります。
パーマにおすすめのヘアミルク7選を詳しく比較
1位|ルミミルク|軽い補修と自然なカールを両立したい方へ


※ルミミルクは、この記事を運営するLORENが開発・販売する自社商品です。良い部分だけでなく、目的が合いにくい方も含めて紹介します。
パーマ後の毛先は補修したい。でも、しっとりした重さでカールをつぶしたくない。
そんな方へ最初に候補にしてほしいのが、ルミミルクです。
γ-ドコサラクトン、アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム、レブリン酸などの毛髪補修成分を配合。ヒアルロン酸Na、スクワラン、グリセリンなどの保湿成分と、4種の植物由来オイルも組み合わせています。
強い濡れ感や重い束感を作る商品ではなく、ダメージを補修しながら、やわらかな指通りと軽いまとまりを目指した設計です。
自然でやわらかなパーマ、オイルで重くなる方、夜の補修と朝の毛先ケアを一本で考えたい方。
強い濡れ感、重い束感、ハードワックスのような固定力だけを求めている方。
夜はタオルドライ後の中間から毛先へ。朝はカールへ水分を戻したあと、乾燥が気になる部分へ少量使います。
自然な動きやセット力は、ルミミルクだけに任せず、最後にワックスを使うのがおすすめです。
2位|プリュスオー ハイドロミルク|細毛のパーマを軽く補修

5種類のマルチケラチン処方を採用し、パーマやカラーで乾燥した毛先を補修しながら、比較的軽くなじませやすいヘアミルクです。
細毛・普通毛・ゆるいパーマで、重い商品を使うとカールが伸びて見えやすい方に向いています。
反対に、太毛・多毛や、カラーとパーマを繰り返した強いダメージ毛では、毛先のまとまりが軽く感じる場合があります。
3位|ReFa ミルクプロテイン アウトバストリートメント|艶とやわらかさもほしい方へ

毛先のやわらかさと艶を重視したい普通毛〜やや太めの髪に選びやすいアウトバストリートメントです。
乾かした時にカールが出やすいデジタルパーマや、毛先が硬く見えやすい方にも候補になります。
細毛やゆるいパーマへ多くつけると、まとまりが強く出すぎる場合があります。毛先へ少量から試しましょう。
4位|hiritu バランスリペアヘアミルク モイスト|乾燥した普通毛〜太毛へ

髪内部の水分バランスを整えながら、乾燥・広がり・熱ダメージをケアしたい方に向くヘアミルクです。
パーマ後の毛先が広がり、軽すぎるミルクではまとまりにくい普通毛〜太毛に選びやすいタイプです。
一方で、細毛のゆるいパーマやトップのふんわり感を最優先したい場合は、量を少なくする必要があります。
5位|オルビス エッセンスインヘアミルク|細毛・ショート・メンズパーマへ

無香料で、濡れた髪にも乾いた髪にも使いやすいヘアミルクです。
軽くなじませやすいため、細毛・ショート・メンズパーマで、ワックス前に余計な重さを残したくない方に向いています。
太毛・多毛やハイダメージ毛では、補修感やまとまりが軽く感じる場合があります。
6位|モロッカンビューティ ディープモイスト ハイブリッド ヘアミルク|太毛のパーマへ

ミルクのうるおいと、オイルの艶・まとまりを両方取り入れたい方に向くハイブリッドタイプです。
太毛・多毛のパーマや、毛先の広がりが強い方には頼りやすい一方、自然で軽いカールを求める細毛の方には重く感じる場合があります。
耳下から毛先へ、ごく少量から使いましょう。
7位|エルジューダ エクストラリペア ミルキーセラム|太毛・硬毛・ハイダメージへ

パーマ、ブリーチ、ハイライト、カラーなどの履歴が重なり、毛先が硬くゴワつく方に向く美容室専売のヘアミルクです。
Wリペアケラチンを採用し、強く傷んだ毛先へしっとりしたまとまりを与える設計です。
今回7位なのは商品が弱いからではなく、この記事では「パーマを重く見せにくいこと」を優先したため。太く硬いハイダメージ毛では、むしろ有力な候補です。
パーマの種類・髪質別|結局どれを選ぶ?
男性の短髪、センターパート、ツイスト・波巻きパーマで詳しく選びたい方は、メンズヘアミルクおすすめ7選をご覧ください。
夜と朝で違う|パーマ後のヘアミルクとワックスの使い方
夜は、軽いヘアミルクで補修する
- タオルで髪をこすらず、水が滴らない程度まで水分を取ります。
- 軽めのヘアミルクを手のひらへ広げ、乾燥しやすい毛先からなじませます。
- 手に残った分だけを中間へ広げ、根元には同じ量をつけません。
- カールを手のひらへ乗せるように、引っ張らずに乾かします。
夜は、セット力より補修を優先します。ここで重いオイルやミルクを重ねすぎると、翌朝のカールがぺたっと見えることがあります。
朝は、水分を戻してからミルクを少量、そのあとワックス
- つぶれたカールへ、ミストや濡らした手で少し水分を戻します。
- 手のひらでカールを握り、元の動きを出します。
- 乾燥が強い毛先だけへ、軽いヘアミルクをごく少量なじませます。
- 最後にワックスを手のひらへ薄く広げ、毛先を握るようにつけます。
補修はミルク、動きとセット力はワックス。この二つを分けると、ミルクだけでカールを固定しようとして量が増える失敗を避けやすくなります。
☕ カールの持ちを優先する朝は
夜にきちんと補修しておき、朝のミルクは省くか、乾燥した毛先へごく少量だけにする方法もあります。毎朝必ずミルクとワックスを両方使う必要はありません。
基本的な使用量や、濡れた髪・乾いた髪での違いは、ヘアミルクの正しい使い方で詳しく解説しています。
ヘアミルク・オイル・ムース・ワックスの違い
| 種類 | 主な役割 | 向いている場面 | パーマでの注意 |
|---|---|---|---|
| 軽いヘアミルク | 補修・保湿・やわらかさ | 夜のドライヤー前/朝の毛先 | 固定力は基本的にない |
| ヘアオイル | 艶・束感・表面のコート | 濡れ感や強い艶を足したい時 | 多いとカールが重く見えやすい |
| ムース | カールを出す・まとまり | コールドパーマ・ウェーブ | 製品によって濡れ感や固さが違う |
| ワックス | 動き・束感・固定 | 自然なカール、メンズ、ショート | 硬いものだけでは乾いて見えることがある |
ミルクとオイルを両方使う場合の順番は、ヘアミルクとヘアオイルの正しい順番をご覧ください。
パーマへヘアミルクを使うと取れやすくなる?
軽いヘアミルクを適量使っただけで、パーマが必ず取れるとは限りません。
ただし、重いミルクを大量につけると、カールが縦へ伸びたように見えたり、根元の立ち上がりがつぶれたりすることがあります。
また、乾かす時に毛先を引っ張り続ける、ブラシでまっすぐ伸ばす、高温のアイロンを繰り返すなど、商品以外の要因でカールを出しにくくなることもあります。
何もつけずに髪を濡らしてもカールがほとんど戻らない場合は、商品量ではなく、パーマの状態やダメージを美容師へ相談した方がよいこともあります。
アイロンで作る巻き髪とヘアミルクの関係は、ヘアミルクをつけると巻き髪が取れる?で別に解説しています。
パーマ後のヘアミルクで失敗しやすい6つの使い方
- 重いオイルと重いミルクを毎回重ねる
- 根元から毛先まで同じ量をつける
- 乾いた髪へ一度に大量につける
- ワックスへミルクを多く混ぜ、セット力を弱める
- 濡れたカールを引っ張りながら乾かす
- パーマが弱くなった時、商品を増やすだけで直そうとする
重くなった時は、さらにワックスを足して隠そうとせず、一度量を減らします。
つけすぎた時の直し方は、ヘアミルクで髪がベタつく原因と対処も参考にしてください。
ホームケアだけでは足りないこともあります

ヘアミルクは、パーマ後の乾燥や指通り、毛先のまとまりを整えるために役立ちます。
ただし、次のような状態は、商品を変えるだけでは解決しにくいことがあります。
- 濡らしてもカールがほとんど戻らない
- 左右や部分ごとにパーマの強さが大きく違う
- 毛先がゴムのように伸びる、切れやすい
- 絡まりが強く、乾かす途中で何度も引っかかる
- 重さを減らしても根元がつぶれ、形が決まらない
この場合は、パーマのかけ直しだけでなく、カットで毛先の厚みを整える、傷んだ部分を少しずつ切る、次回の薬剤や施術範囲を調整するなど、髪の状態を見ながら判断します。

パーマとヘアミルクについてよくある質問
パーマをかけた当日からヘアミルクを使えますか?
当日の洗髪やホームケアは、施術を担当した美容師の案内を優先してください。洗髪後に使う場合は、軽いミルクを中間から毛先へ少量なじませます。
ヘアミルクでパーマは取れませんか?
適量を使っただけで必ず取れるわけではありません。ただし、重いミルクを大量につけると、カールが伸びたように見えることがあります。
パーマにはヘアオイルを使わない方がいいですか?
オイルが悪いわけではありません。濡れ感や強い艶、束感がほしい時には選択肢になります。ただし、自然でやわらかなカールを残したい時は、重いオイルを多く使わない方が仕上げやすいことがあります。
デジタルパーマにもヘアミルクは使えますか?
使えます。タオルドライ後に毛先へなじませ、カールを指へ巻きつけたり、手のひらへ乗せたりしながら乾かします。細毛は軽いタイプ、太毛や強い乾燥には適度なまとまりも見ます。
メンズパーマにも使えますか?
使えます。短髪は重くなりやすいため、根元を避け、乾燥した毛先へ少量。そのあとワックスで動きと固定力を足します。
ヘアミルクとワックスは混ぜてもいいですか?
少量で相性を確認すれば、混ぜる方法もあります。ただし、ミルクが多いとワックスのセット力が弱くなる場合があります。最初は別々につけ、必要なら手のひらでごく少量だけ混ぜる方が調整しやすいです。
ヘアミルクとムースはどちらを先に使いますか?
先に軽いヘアミルクを必要な毛先へ少量なじませ、そのあとムースでカールを出します。両方を多く使うと重くなるため、少量から調整してください。
朝は乾いた髪へそのまま使っていいですか?
乾いた髪へ使える商品なら可能です。ただ、カールがつぶれている時は、先に必要な部分へ少し水分を戻した方が動きを出しやすくなります。ミルクは乾燥した毛先へ少量使います。
パーマ後は、なぜ補修が大切なのですか?
パーマをかけた直後はきれいに見えても、洗髪、乾燥、摩擦、カラー履歴などが重なる中で、あとから毛先のパサつきや硬さが目立つことがあります。重い商品で一時的に隠すだけでなく、軽い補修ケアを継続することが大切です。
まとめ|軽いミルクで補修し、ワックスで自然なカールを作る
パーマヘアに使う商品は、「オイルかミルクか」だけで決めません。
- 重い質感のオイルやミルクは、自然なカールをつぶすことがある
- 夜は軽いヘアミルクで、パーマ後の乾燥とダメージを補修する
- 朝は水分を戻し、ミルクは必要な毛先へ少量だけ使う
- 動き・束感・セット力はワックスへ任せる
- 太毛や強いダメージ毛は、軽さだけでなく適度なまとまりも見る
パーマは、かけた直後よりも、日がたつ中で乾燥や硬さが気になってくることがあります。
重く押さえる前に、軽く補修する。そのあと、ワックスでカールの動きを整える。この順番が、自然でやわらかなパーマを長く楽しむための基本です。

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監修:LOREN TOKYO 代表 熊坂 光
本記事は、商品選びとホームケアを助けるための美容情報です。仕上がりには、髪質、毛量、パーマの種類、施術履歴、使用量、湿度、スタイリング方法などによる違いがあります。商品を使用する際は各商品の表示をご確認ください。強いダメージや頭皮の異常がある場合は、担当美容師や医療機関へご相談ください。
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